漁師になりたい?

ハマっているタコ釣りを中心としたブログ

【05/09 浮気心とお祭り騒ぎ】


2017.05.09 ☀ 波 1→1.5m


関東方面のタコ釣果を見ると海に行きたくなる。
しかし、新潟~山形方面のマダコシーズンは7月ぐらいから。


急遽、仕事の予定がキャンセルとなり公休が取れることになったので
予報を確認すると、明日は曇りのち晴れの波も穏やかな日。


去年の今頃、岩船で尺アジが釣れたことを思い出し、
情報を探してみたが、今年の釣果が良くない。
他を探してみると、青物が釣れ始めたとのこと。


そういえば、昨年友人に勧められ初めて購入した青物・ヒラメ狙いの
ロッドセットが使わず倉庫にしまったまま。


仕事帰り、さっそく寝袋と一緒に車に詰め込み月夜で照らされた笹川流れ
を見ながら庄内のK港で車中泊。


朝マズメに合わせ4時過ぎに起きるが、すでに2名が釣り始めている。
開始15分、隣でイナダが1匹、さらに反対側では立て続けの2匹目。


ユーチューブ仕込み?のダダ巻き続け45分。自分にはまったくアタリなし。


隣の見よう見まねのリフト&フォールもその甲斐なく、挙句の果てに


奮発して購入したシマノのジグも「プチーン!!」と音を立てて海の藻屑に。


残ったダイソージグを取り出し、テトラに上がってロッドを横引きしながら5分ほど。



ガツン!!」というアタリにリールを鬼巻きしながら竿先が曲がる。



初ヒットに何が来たのか分からず、手前まで引き寄せるが重くくくく.......て上がらない。


昨年この釣り場に置き忘れ新調したタモは、組み立てもせずに車に入れたまま。


力任せに竿を引き上げようと思うが、石に張り付いたタコのようにびくともしない。


それでもなんとかリールをしっかりと巻き上げな.....?????


なんと、リールの軸が折れてしまった。



一瞬、頭が真っ白になりながらも、ただの釣竿棒と化したロッドを


テトラに置き、ブルブルするラインを抑えながらようやく手で何とか引き上げた。
















ドカ~んと、人生初イナダ!!


まぐれで、投げ釣りでかかったアジに食らいついた40cm越えのヒラメやコチを上げた
ことはあるが、ジギングは初めて。


防波堤の上を飛び跳ねるイナダを抑えながら針を外した。


急いで車に戻り保険に用意したタコ釣り用のリールから糸を外し、巻きなおしの20分。







そこから夢にも思わぬ.......イナダ!!


3投目でこぶりながら2匹目。



10分後に3匹目。



5分後にまさかの4匹目。


まだまだ
続く8分後の5匹目。


尾頭付きの家族分釣り上げ、食いきれないと思いながらの6匹目。

友人からの10匹めざせ!!のメールに返事の7匹目、


テトラに跳ね返った波しぶきを全身に浴び、ズブ濡れの8匹目。


そして、ラストの一投は根係りでジグ6本完全ロスト。


まだまだ続きそうな確変状態は、8:30には閉店時間を迎え強制終了............っ!!






帰りがけ、釣り人に釣果を聞かれクーラーボックスを見せると、最初の1匹は
ワラサではないかとのこと。



自宅に帰ってサイズをはかると56cm。ビギナーズラックのワラサ?またはワラサ級の
イナダに当分タコを忘れそうな1日だった。


タコシーズンに入る前に、また行ってみたい!!



■本日の釣果    ワラサ   1匹(56cm) 
                                 イナダ   7匹(42~45cm) 


■本日のロスト   ダイソージグ 4本
           シマノ スピンビーム 2本

【03/17 雪の日の工作室/哀悼........。】

2017.03.17   ☂→☃


「一度は大きなミズダコを釣ってみたい!!」と


思いつつ、厳寒の時期に釣りに行く気にもなれず、


最近やっと暖かくなりつつあるとは言うものの................


なかなかよい予報に公休があたらない。



みぞれ交じりの雪模様に外に出る気にもならず、


今日はシーズンに向け時間があったら作ってみようと思っていた


タコテンヤづくりにチャレンジ!!






5年前から始めたタコ釣りの仕掛けや情報を得るために、


ネット検索で見つけたディブ松本氏のブログプラス思考でいきましょう」


2月末に久々にページを覗くと「永眠しました」の文字。


闘病生活で徐々に身体が思うように動かなくなり、釣師から釣具師に変わっていく


ブログの内容を見ながら、他人事とも思えず


更新を楽しみにブックマークしていた一人だった。 


研究熱心なブログを見て、随分参考にさせていただきました。





心よりご冥福をお祈りいたします。





そんなディブ松本氏ブログに紹介されていたタコテンヤ。


本物は丁寧な作りで見かけもよく、いかにも釣れそうな逸品。


簡易作業で作っている他のブログも参考にしながら、


水だけ注げばすぐできる防水セメントを利用し、


土台の型だけはすでに作成済。


ダイソーの魚焼き串を塩ビパイプで曲げ、根係り防止の袖も作り準備OK。


100均のステンレスのカップに50号の錘を入れ
台所のガスレンジに火をつけ、待つことしばし。


徐々に形が崩れ鉛が溶け出す。


銀色の液体に変わったところで



型に流し込めば出来上がり。


多少の微調整はガスバーナーでOK。



ディブ松本風 タコテンヤ 偽造......いや模造品の出来上がり。



試作第1号にしては、思いのほか満足のいく出来栄えに


仕上がった。竹テンヤを作る時の材料調達から


ドリルの穴あけ、タコ針をステンレス線で取り付ける


作業を考えれば、なんと手軽なことか。






今年はこれで勝負!!o(・ω・´o)


これからは、これ一本でいこう。






ついでに、4本針も作りながら


いろいろ試行錯誤中。




手頃なワタリガニも、近くのスーパーから¥98/匹で
まとめ買いして冷凍庫にストック。




あとは、早くテスト釣行がた..............い!!

【12/20 年忘れのお遍路巡り....】

2016.12.20(火) ☁→☁ ☂  波 1~0.5m


本格的な冬に入り、なかなか良い天候に恵まれない中、


ベストコンディションとは言えないまでも


何とか久々の凪のタイミングに公休が取れた。




19日に宿直明けの早上がりで、16:00には自宅で車中泊の準備と


思っていたところ、たまたま会社通路で上司と鉢合わせとなり


19:30からの会議出席依頼。


運が悪いと諦めたが、終わって時計を見れば21:00。


どこかに置き忘れた携帯捜索もあきらめ、早々に職場を後にして自宅に戻ると







テーブルの上にはラップに包んだおにぎりが2つ。










「なんと気の効く!!」


とねぎらいの言葉をかけるが、


「ただご飯が余っただけ。」とそっけない返事。


しかし、事前に出掛ける旨を話していたこともあり、ご厚意を有難く頂戴することに。


バタバタと車にロッドや仕掛け、着替えを詰め込んでいると、


いつも準備の時には話しかけてこない嫁がやたらと話しかけてくる。


内容はさておいて、おにぎりを作ってもらった手前、適当に扱うわけも行かず


耳を傾けながら自宅を出発!!いざ日本海へ。


車中泊の翌朝は「N」で5:00起床。


まずは朝マヅメのナブラを期待し酒田釣行の帰りに買った青物狙い用のロッドを


セットし、ルアーを探す...............................






が1ケもない。












ん~..................。嫁の話に気を取られ、買い込みひとまとめにしておいたルアーを


忘れてきてしまった。(TдT)






人生初の青物への期待感は一気にトーンダウンし、デビューはお預け。


仕方なく真っ暗な中、前回買ったヘッドライトを付けて


足場の悪い岩礁をわたり歩きタコ釣り開始。





しかし、周りがやっと見える中での岩礁での小突きは根掛りが続き、


15分程度で仕掛けをロスト。


予備も持たなかったことから、車に戻り「M」へ場所移動するものの


テンヤ・投げ餌木は空振りばかり。


挙句の果てにリールトラブルで糸が切れ、重りもろとも餌木は放物線を描いて


海へ消えていった。


そこで、今度は今年実績のほとんどない新潟の海をあきらめ、一気に山形へ。


ボウズ逃れの一匹を期待しながら「K」に到着するものの、ここでも試練は続く。


2度目のリールトラブルでエギをロスト。


さらに、締め付けが緩んでいたリールを堤防沿いから海中に落とす


(;・∀・)ハッ?




という何とも情けないハプニング。


ラインを手繰り寄せても出てくるばかりで回収不能。


本来の使用方法とは違うが、タモを伸ばしすくうこと悪戦苦闘の15分間。





今日は、どうしたものかと思いながら、なんとか無事回収し次なる、「K」へ。



ほとんど波のない凪状態。



早速、自作テンヤ改造3号をタコ糸に結び付け



たぶんいるはずと、神頼みの期待!!するの堤防沿いのポイントに差し掛かる。














!!!?













キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!




リールの重みに期待しての一気巻き。








水面からタコパラソルを広げながら



念願の1匹。





早速、活き締めしたタコは、雪を入れたクーラーボックスへ。




このあと、さらに転々と「Y」「A」「K」とお遍路回りのように修行を続ける


ものの結果につながらず、今年最後の納竿。


帰りに鶴岡観光物産館に立ち寄り、鯖好きの嫁土産に4匹 ¥600でマスオ釣り。


個人的に今年は数も釣れずキロアップは1匹と、


なかなか大きなタコにもめぐり合えない年だったが、


活性は高くないものの、まだタコ狙いは可能の様子。


お天気次第だが、来年の初釣りは1発大物狙い?






まずは、初夢に期待。








帰って車から荷物を降ろしていると何か足りない。


まだ、獲物を一度もすくったことのない強化アルミのタモを忘れてきてしまった。




年忘れ最後の釣りは、物忘れとともに締めくくりとなった。








■本日の釣果 タコ1匹 370g   + マスオ釣り 鯖4匹



■本日のロスト 自作テンヤ 2ケ 自作餌木2ケ
       8クロー  1ケ
       タモ 約 ¥8,000相当