漁師になりたい?

ハマっているタコ釣りを中心としたブログ

【土・日・祝祭日は休漁日】

2016.09.24 小潮 ☁→☀→☁


こんにちは。


今日は土曜日の公休。久々に午前中から気持ちの良い秋空。

前日の予報で釣り日和はわかっていたものの土・日・祝祭日はタコ争奪の競争率が高いため、基本的にタコ釣りはしないと決めている。
まして今年は昨年よりも捕獲率がよくない。



そこで今日は、自作テンヤづくりと前回釣りで壊れて捨ててしまおうかと思っていた釣り竿のガイドの修理をしようと、前日会社の女の子からもらった「ハイチュー」を噛みながら釣具を出していると




(>_<。) ガリ


という音とともに銀歯の銀が取れてしまった。



歯の大切さも十分理解できる歳となったものの入れ歯のお世話になるのは、まだ遠慮したい。早々に歯医者に予約を入れ、運よく1時間後には治療できた。




治療帰りにダイソーへ行き、修理用品としてグルーガンとグルースティックを購入。



ガイド修理はハンダ付けなら間違いないのだろうが、他のガイドも錆つき、いずれ年内一杯持てばいいので合成樹脂でも大丈夫だろう。


それに自作エギの針の取り付けと糸巻きの接着にも重宝する。


見栄えよりも機能重視。出来上がりはご想像にお任せします。





次週、釣行予定です。 ∠(`・ω・´)




【09/15 ほんのりと心温まる日】

2016.09.15 5:20 中潮 ☁→☀   波1~1.5m


こんにちは。
前日はゴルフ、そして今日はタコ釣りと久々に好きな趣味に興じることとなった2日間。


ゴルフ疲れも「タコ大漁!!」の期待から深夜にお目目パッチリ、釣り場に直行。今回も笹川流れを通り、一気に山形へ。


しかし釣り場には、すでに先着の家族連れらしき男3人組。


ケミホタルをつけながらの投げ釣りらしく、まずは同業者でないことに安心しながら、高捕獲率のポイントからゆっくり移動開始。


反応もないまま3人組に近づき、先客に敬意を表し朝のご挨拶。


邪魔にならない程度に、近くでタコのいそうな場所を探りながら何度かリールを巻き上げると、意に反して










水中に「吸盤のついたうごめく足」が!!



慌てて「ぐいっ」と引っ張り、
針からはずれたタコが先客の近くに落ちた。

「タコ釣れてる!!」


3人とも目の前で釣り上げられたばかりの生タコを見るのははじめてらしく、
興味深々と眺められながらタコ網に収納。



釣りに飽きた?息子らしき20代の子が近寄ってきて話しかけてきた。
3時ぐらいから釣り始めアジとサバをそこそこ釣り上げ、明るくなってからはフグのエサ取りに悩まされているとのこと。
タコ釣りを見るのは初めてらしく、水中の仕掛けに見入って戻っていった。



やや高い堤防に移りズル引きしていると、相変わらず父親らしき人はブグを釣り上げ、大きな声でボヤいている。



10分ほどして、またさっきの子がやってきた。
差し出した手には缶コーヒー。



今さっき会ったばかりなのにと思いながらも親切な好意に甘えつつ、頂いた手前タコのいそうな場所や仕掛け、釣り方など教えつつ何度か仕掛けの投げ入れを繰り返していると、その目の前で












2匹目のタコ!!


しかし、うまくテンヤにのらず痛恨のバラシ!
タコの落ちた位置を改めて確認し、2投目。
「タコはバラシても同じところにテンヤを落とせば貪欲なので同じタコが食いついてくることがある」と
タコ釣りを始めたころ、ネットで見た教訓を教えつつテンヤにタコが乗ったのを確認。





しかし、またもやバラシ!!




いつもならタコが乗ったらゆっくり20秒ルールで引き上げるものの、今日はギャラリーがいるので焦ってしまった。








教訓を言った手前、ここは釣り上げなければと気持ちはさらに焦りながらの3投目。





今度は日も差し、水中もよく見えるようになり再度テンヤにタコが乗ったのを確認。
今度はしっかり待つこと...............................................30秒。









いつもより強引に竿を上げリールを手早く巻き上げ



ようやく2匹目ゲット。

なんとかタコ釣り教室の授業は無事終了。
帰りがけの子に「ぜひ、今度はタコ釣りしてみてね。」と声をかけると笑顔で去っていった。




その後は、なかなか釣れず帰ろうかと思っていると、
対面の堤防出口を後にして帰る3人組の車の窓から手を振るさっきの子がいた。



「釣ったタコ一匹、やればよかったかな?」と思いつつ、一人っきりの釣りが多い自分にとって、ほんのり人の温かさを感じる時間だった。


本日の釣果


タコ2匹 (280g、300g)


本日のロスト
自作テンヤ 1ケ、エギ1ケ、タコ釣り竿1本(錆によりガイド部分のリング破損)



※PS/こんなことがあった日の2・3日後に、話しかけてきた中高生らしき人に釣り人
が堤防から突き落とされるという事件があったが、なんとも悲しい事件であるとともに本当に許されることではない!!

【9/06 山形&新潟釣行/ようやく.....】 

2016.09.06 4:50 中潮 ☁→ ☂  波0.5~1m


立て続けの台風に行く手を阻まれ、その合間の晴天日には休日も合わず禁断症状になりそうな最中、台風12号が山陰沖で熱帯低気圧に変わり、新潟は「曇のち雨」という予報の6日早朝、意を決して少しでも良い条件を求めて笹川流れから山形へ。



間もなく夜明けというタイミングで到着し、海面を見ると波もにごりも少ないもののゴミが多い、やや良のコンディション。


早速、まだ1度も結果の出ていない自作テンヤに根係り防止の改良を加えた自慢の竹テンヤ3本針2号をケースから取り出し、自家製の塩サバと岩場で見つけた小蟹をくくりつけ準備完了。


朝日が昇り明るくなる中、1投目。
ズル引きしながらタコの乗る感触を待つ.........................。


しかし、何の感触もないまま2投、3投、4投を繰り返し、去年高確率だったポイントでもハズレ。



「いったい今年はどうしたんだっ...................!!」と思うぐらい、投入・ズル引きする場所にタコがいない。



海水を取る手の生暖かさに地球温暖化の影響?、いや自分の「釣師としての腕」が落ちた? あるいはタコを追う「野生の勘」が歳とともに衰えた?




釣れない言い訳を考えながら2時間、いい加減場所移動をするために、段差のある堤防から降りようと目先を海中に向けたところ、


(◎д◎ )!!




水深80cmほどの底で足をゆっくり動かしながら泳いでいる魚を狙っているタコを発見!!


まさに海神様の恵み?と、逃げられないようにテンヤをゆっくりと降ろしながらタコに近づける。


ソロソロとテンヤにタコが近づき乗ったところを確認してから20秒待ち、
おもいっきり!!


ぐいっっっっっっっ



とテンヤを持ち上げると、





海面から勢いよくテンヤと一緒に出てきたタコは、「ビシャッ!!」という音とともに空中で針からはずれ堤防に落ちた。


自作テンヤでの記念すべきお持ち帰りの1匹 380gなり。


大きさは別にしても1匹釣れる、釣れないでは、帰り道のテンションはずいぶん違う。




その後は、投げ餌木で狙うが反応もなく、アオリイカで有名な「k」に移動。


堤防には、ところどころアオリイカの吐いた墨が転々とついており、シーズン突入を思わせる。


ここは、今年7月に釣り仲間が3時間ほどで7匹釣り上げた期待大の場所。


早々ポイントに移動し
テンヤを投げ感触を待つ.........................。んっ?








ん...........................................釣れない!!


周りを見渡すと、対面では遅れてきたイカ釣師が逆噴射するイカを釣り上げている。


その右側45度の角度では、船に乗ってダイビング教室に出かけようとしている髪の長いお姉ちゃん2人がハイレグ姿になり、ダイビングスーツを着込もうとしている。




タコ釣りに来て初めて感じた噴射しそうな気持ちを抑えつつ、


釣竿の先に神経を集中させながら目だけはしっかりと水着姿を追いかけるも、引く竿には
何の感触も伝わらない。


一向に反応しないテンヤを投げては巻き、投げては巻きを繰り返していると



ポツポツと雨が................。


収穫あったとはいえ、まだ1匹。片道150km以上かけて来た事を考えると帰路につくにはまだ惜しい。


風も出てくる中、イカ釣師もひとり、ふたりと帰り支度。


結局、ふらちな気持ちを持った漁師には、海神様は2物を与えてはくれませんでした。




気を取り直し、新潟県に移動。


テンヤからタコジグに替え上げ下げを繰り返していると、堤防上で押し戻されそうな風が徐々に吹くようになり遠くを眺めると、だんだん白くなって景色が見えなくなってきた。


波もたち始め、流されてきたクラゲが集まってくる。


迫ってくる雨雲にどうしようかと迷っていると、ジグが壁に引っ掛かりグイグイと引っ張ってもビクともしない。


いつもなら、あっさりとタコ糸を切っているところだが、「いかくん」(過去記事参照)の話を思い出し、タコ糸を緩め待つこと3分。雨も風に交じって大粒になってきた。
しかたなく2~3度思いっきり引いても外れないため、仕掛けもろとも切れても構わない
と思い、力一杯竿を引き上げると、












タコジグに乗った小さなタコが現れた。

見た目も200gに満たないリリースサイズ。


こんな小さなタコでも、張り付いたらすごい力だと感心しつつ、さらに雨脚の強くなる中、タコを海に放り投げ、小走りで車に戻った。



その後は、土砂降りの雨。


今回の釣行はこれにて納竿。



■本日の釣果
 タコ 1匹 380g


■本日のロスト
 自作テンヤ 2ケ  餌木 2ケ