【09/15 ほんのりと心温まる日】
2016.09.15 5:20 中潮 ☁→☀ 波1~1.5m
こんにちは。
前日はゴルフ、そして今日はタコ釣りと久々に好きな趣味に興じることとなった2日間。
ゴルフ疲れも「タコ大漁!!」の期待から深夜にお目目パッチリ、釣り場に直行。今回も笹川流れを通り、一気に山形へ。
しかし釣り場には、すでに先着の家族連れらしき男3人組。
ケミホタルをつけながらの投げ釣りらしく、まずは同業者でないことに安心しながら、高捕獲率のポイントからゆっくり移動開始。
反応もないまま3人組に近づき、先客に敬意を表し朝のご挨拶。
邪魔にならない程度に、近くでタコのいそうな場所を探りながら何度かリールを巻き上げると、意に反して
水中に「吸盤のついたうごめく足」が!!
慌てて「ぐいっ」と引っ張り、
針からはずれたタコが先客の近くに落ちた。
「タコ釣れてる!!」
3人とも目の前で釣り上げられたばかりの生タコを見るのははじめてらしく、
興味深々と眺められながらタコ網に収納。
釣りに飽きた?息子らしき20代の子が近寄ってきて話しかけてきた。
3時ぐらいから釣り始めアジとサバをそこそこ釣り上げ、明るくなってからはフグのエサ取りに悩まされているとのこと。
タコ釣りを見るのは初めてらしく、水中の仕掛けに見入って戻っていった。
やや高い堤防に移りズル引きしていると、相変わらず父親らしき人はブグを釣り上げ、大きな声でボヤいている。
10分ほどして、またさっきの子がやってきた。
差し出した手には缶コーヒー。
今さっき会ったばかりなのにと思いながらも親切な好意に甘えつつ、頂いた手前タコのいそうな場所や仕掛け、釣り方など教えつつ何度か仕掛けの投げ入れを繰り返していると、その目の前で
2匹目のタコ!!
しかし、うまくテンヤにのらず痛恨のバラシ!
タコの落ちた位置を改めて確認し、2投目。
「タコはバラシても同じところにテンヤを落とせば貪欲なので同じタコが食いついてくることがある」と
タコ釣りを始めたころ、ネットで見た教訓を教えつつテンヤにタコが乗ったのを確認。
しかし、またもやバラシ!!
いつもならタコが乗ったらゆっくり20秒ルールで引き上げるものの、今日はギャラリーがいるので焦ってしまった。
教訓を言った手前、ここは釣り上げなければと気持ちはさらに焦りながらの3投目。
今度は日も差し、水中もよく見えるようになり再度テンヤにタコが乗ったのを確認。
今度はしっかり待つこと...............................................30秒。
いつもより強引に竿を上げリールを手早く巻き上げ
ようやく2匹目ゲット。
なんとかタコ釣り教室の授業は無事終了。
帰りがけの子に「ぜひ、今度はタコ釣りしてみてね。」と声をかけると笑顔で去っていった。
その後は、なかなか釣れず帰ろうかと思っていると、
対面の堤防出口を後にして帰る3人組の車の窓から手を振るさっきの子がいた。
「釣ったタコ一匹、やればよかったかな?」と思いつつ、一人っきりの釣りが多い自分にとって、ほんのり人の温かさを感じる時間だった。
本日の釣果
タコ2匹 (280g、300g)
本日のロスト
自作テンヤ 1ケ、エギ1ケ、タコ釣り竿1本(錆によりガイド部分のリング破損)
※PS/こんなことがあった日の2・3日後に、話しかけてきた中高生らしき人に釣り人
が堤防から突き落とされるという事件があったが、なんとも悲しい事件であるとともに本当に許されることではない!!