【12/03 新潟釣行/その1.慌てる乞食は貰いが少ない】
2015.12.03(木) 小潮 5:20~☁→ ☂ 波1~4m
おはようございます。
釣行前々日、気の置けない同じタコ釣りの友人から
「久々に天気がよく波も穏やかな明日(水曜日)、休みが取れたので釣りに行かないか。」
との誘い。
1週間前から天気予報を眺め、そこしかないと思いつつも仕事で休めないため、
翌日の木曜日(雨時々曇り/波1→4m)の隙間狙いと思いながら、
「行く・行かない」で悩んでいる矢先の電話。
いままで不順な天候続きの中、1週間で唯一前後を挟んだ1日だけの穏やかな日。
絶対に釣れると分かっていながらも、一緒に行けない悔しさを託して電話を切った。
翌日、釣行予定日の天気予報を見るが、期待した天候になるどころか、気圧配置により
雨風ともに強く、 夕方からは冷え込み荒れ模様とのこと。
往復4時間かけ、せっかく釣りに行こうというのに
一つでも多くの好条件が揃わなければ足も遠のいてしまう。
各サイトの天気&波予報・雨雲レーダーを何度も見ながら、
夜になっても悩んでいるところに、友人からの釣果報告の1通のメール。
軒並みキロアップ
で、過去総重量更新の結果7匹の報告と添付された写真に、
同じタコ釣りとしての性なのか、さっきまでの悩みもすぐに吹き飛び即決。
会社から自宅に帰って車中泊の準備をし、「N」直行で0:30過ぎに到着。
ヘッドライトで海を照らすと、風もなくおだやかで珍しく波もほとんどない。
写真に煽られたのか逸る気持ちを抑えきれなくなり、荒れ模様になる前にと
寝る準備もせずに新品のテンヤに自家製塩サバをつけ、
頭の中ではキロアップが釣れるシュミレーションも完璧。
ヒップバックにはタコ入れ袋、カメラ準備OK!!
キャップとグローブ、そしてスパイクブーツ&ライフジャケットを装着!!
と完璧なまでに臨戦体制を整え、 ( ̄^ ̄)ゞ
明かりのない釣り場を車のヘッドライトで照らし深夜操業の開始。
ライトの明かりを頼りに軽快に岩場を渡り、釣果履歴のあるポイントで3投目。
タコ?...............根掛り?................。(・・?)
期待を込めて、糸を手繰り寄せ深呼吸.......................。
そして 一気に引き上げ
結果は!!
「あっ」
ρ(・・、) という間もなく、糸切れでテンヤをロスト。
開始早々、悲劇にも似たあまりの早さの想定外の結末(シュミレーションとの落差)に、
血の気が失せるようにテンションは一気に急降下。
結局、予備のテンヤなど頭に微塵もなく、今さっき来たばかりの岩場を引き返すはめに。
足取り重く、転びそうになりながらも車に戻りそのままビールを飲んで就寝。
早く寝て明日にすればよかった。(_ _|||)
教訓/慌てる乞食は貰いが少ない。
早朝5:20、夜明け前の暗い中、懐中電灯を持ち再スタート。
波はほとんどないが、ところどころ泡立ち水面にはプランクトンなのか、
小さい蛍光の青い光が転々と見える。水温が高いのだろうか。
ポイントを替え、何回も繰り返すもののアタリもなく、
場所移動しようとテンヤを引き上げたところ、
イイダコ?
と思うような新子の100g前~中台のマダコが付いてきた。
「期待しているのはお前じゃない、大きくなって帰ってこい。」
リリースがてら、また誰かに釣られないようにと、暗い沖に向けて放り投げた。
次回、その2に続く。